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スタッフブログ

2018年1月 4日 木曜日

戌年です

あけましておめでとうございますfuji

戌年ですねdog戌年って思うだけで、ちょっとテンションが上がってしまうのは、私だけでしょうか・・・・catface(笑)

皆様と動物達が今年も仲良く暮らしていけることを祈っておりますshine

第3回 人畜共通感染症を紹介していきますshine

エキノコックス症(多包条虫)

エキノコックスは、体長4mm程の条虫です。
北海道に多包条虫が分布します。多包条虫はイヌ科動物を終宿主とします。自然界ではキツネとネズミに寄生がみられます。エキノコックスは、捕食者(キツネ)、被捕食者(ネズミ)の関係を利用し、どんどん増殖していきます。成虫はキツネの腸に寄生して卵を産み、その卵が糞と一緒に排泄され、その卵を食べたネズミの体内で孵化し、肝臓で幼虫入りののう包を無数に作り、この幼虫が寄生しているネズミをキツネが食べると、キツネの腸の中で幼虫が成虫になります。また、犬もキツネと同様に、エキノコックスに感染したネズミを食べる事で感染します。終宿主であるキツネや犬がエキノコックスに感染しても肝臓にのう包は作らず、無症状であることが多いです。

虫卵は犬やキツネの糞と一緒に排出され、虫卵で汚染された水や山菜(草)を食べるなどして感染してしまった牛、豚、人は、ネズミと同じように肝臓でのう包を形成してしまいます。
人に感染してもすぐには自覚症状生が現れず、発症までには子供で数年、大人で10年以上の年月がかかります。自覚症状がないまま長い潜伏期間を経て、上腹部の不快感や膨満感、黄疸が現れます。肝臓が虫の巣になってしまい、肝不全で死亡することがあります。


北海道では、キタキツネが最も重要な感染源となります。虫卵によって汚染されている可能性があるため、川の水を加熱せずに飲んだり、野山の果物や木の実を生食しない。

虫卵は0.3mmの球体で肉眼で確認はできないが、十分な加熱と手洗いで予防できます。






ブルセラ症

・ブルセラ症は、ブルセラ菌という細菌に感染することで起こります。オスメス共に不妊を引き起こします。
・オスでは睾丸(精巣)が一時的に腫れ、そのあと萎縮します。そのため、正常な精子が作れなくなったり、無精子症となって不妊となります。
・メスでは妊娠40〜50日頃に流産や死産が見られます。
・犬同士の感染では、感染動物の血液、尿、流産時に排泄された胎仔や子宮分泌物、これらに汚染された床敷きなどに直接あるいは間接的に接触することで起こります。
・人へは、感染経路は同じで、症状は2〜3週間の潜伏期のあと、発熱、悪寒、倦怠感などの風邪に似た症状を示します。




以上、人畜共通感染症でした。   山崎さやか





投稿者 さとう動物病院