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スタッフブログ

2015年9月15日 火曜日

※フィラリアについて※

こんにちはスタッフの橋本です。
今、このブログを書いているのは9月15日。いつの間にか9月が半分終わりました......。ついこの間まで「1年の半分が終わりましたね!」と書いていた気がするのですが、病院のカレンダーをめくってみると残り4枚しかなくて驚愕しました。今年の夏は雨が多かったですね!その分秋晴れの日が続けば良いなぁと思っておりますcoldsweats01

今回は、フィラリアについてです!飼い主様には毎年5〜12月までと長い間予防をして頂いておりますが、一体どんな寄生虫なのかということを今回は書かせて頂きます!

犬糸状虫とは
フィラリアの一種です。名前の通り主に犬科に寄生。他にも猫・イタチ・アシカ。稀に人にも感染する事もある様です。
右心室に大量寄生する事から英語で(Heat worm)と呼ばれるが肺動脈にも寄生する。
雌は体長:25〜30cm体幅:1.5㎜ 雄は体長:12〜20㎝体幅1mmで雌の方が大きい。そうめん状の虫です。
雌が産出したミクロフィラリア(幼虫)は宿主の血流中を巡回し蚊に吸血されるまで、最大2年待機する事が出来る。蚊に吸血されると脱皮を繰り返し感染能力のある幼虫に成長。唾液腺に移動し吸血時に犬の体表に移動し皮膚の損傷部から侵入する(この時体長:1mm程)

それから皮下→腹から腰にかけての筋肉→血流に乗って心臓を経由し肺動脈に75〜85日かけてたどり着く。
感染6〜9ヶ月には成熟しつがいとなってミクロフィラリアを産む。成虫の寿命は7年以上。
※猫の場合は発育が悪くなり成虫の寿命は2年と短く、人に感染した場合は未熟なままで終わる事が多い。

フィラリアの寄生によって犬糸状虫症を発症します。
軽度で咳。中等度で可視粘膜(瞼の裏やほっぺの裏等)の蒼白、呼吸困難、運動不耐性(散歩の途中で息切れしたり、止まったり等)。重度で腹水、皮下浮腫、収縮期雑音、頸動脈拍動等の症状が出ます。
蚊は気温14℃以下にならないと活動停止しないそうですdespair
フィラリアにかかるとワンちゃんはかなり苦しみます......。苦しい思いをさせてしまわないよう、毎年しっかり予防を行いましょうsign03

橋本早紀

投稿者 さとう動物病院