• 予防接種はこちらへ
  • 皮膚病についてはこちらへ
  • 食事についてはこちらへ

スタッフブログ

2015年6月30日 火曜日

目からウロコの猫知識 No.1

こんにちわhappy01今回から、猫についての豆知識を書いていこうと思いますshine
なお、この内容は、動物看護師の月刊購読本『as』を参考にしています。


視覚

Q. 猫の視野の広さは?

 A. 250〜280度。人より広く、ウマより狭い

 猫の視覚の特徴はその視野の広さにあります。猫はその視野が人の180〜210度に対し、250〜280度あります。ちなみに両眼がほぼ顔の側面についている草食獣のウマは330度といわれています。


Q. なぜ猫は獲物を上手にとらえるのか?

A.  両眼視野が広いから

 猫は小型で素早く動く獲物をとらえる名ハンターです。猫じゃらしで遊んであげても、こちらの動きに素早く反応して「ハッ」「タッ」と上手にキャッチします。これには猫の両眼視野(左右の視野が重なる範囲)が広く、ものを立体的に距離感を正確に読み取る能力が影響しています。ちなみにわれわれ人間を含む霊長類も目が顔の正面についているため、両眼視野は広いです。






Q. 猫の視力は?

A. 人の 1/10程度

 視力そのものは一般に人の1/10程度と考えられていますが、狩猟動物ゆえに動体視力は優れています。


Q. 猫は色の区別はつくの?

A. うっすら区別がつく二色がある

 色を識別する網膜の錐状体細胞の数は人のそれより少ないのですが、青と緑の二種類はうっすら区別できるだろうと考えられています。(ちなみに人は緑、赤、青色を大別できる三種類の細胞を持ちます)


Q. なぜ猫は薄暗闇でも狩りができるの?

A. 光量を感じる網膜内の細胞がとても多いから

 猫は夜行性です。猫が薄暗闇でも狩りができるのは、人の約1/6の光量でも物を判別することができるからです。光の明暗を感じる網膜の桿状体細胞の数は人の2倍、犬の1.5倍以上あります。


嗅覚

Q. 猫はにおいに敏感?

A. 犬には劣るけれど、人の数万〜数10万倍敏感

 猫の嗅覚は犬より劣り、犬の約1/10倍ですが、人より数万〜数10万倍すぐれています。特に、肉食である猫はたんぱく質の腐敗を見分けるため、窒素含有量の差を敏感に嗅ぎ分けるといいます。実際嗅覚が鈍るウイルス性鼻気管炎などに罹患すると、食べ物に手をつけないことがありますが、これは発熱などの体調不良のみならず、嗅覚が利かないことに起因することも少なくありません。そのため、このようなとき、あるいは療法食など食べ慣れない食事でそのニオイになじみがないため、手をつけない時は、猫の口の中にひとかけら食べ物を入れて味を体験させると、その後自ら食べ始めることも少なくありません。


フェロモン

Q. 猫のフェロモンってどんな働きがある?

A. 生殖行動や警戒心などのメッセージを伝える

 フェロモンとは食べ物や環境のにおいと違って、同種の動物間で伝えられる化学物質で発情など動物の生殖行動や警戒心、安心感といったその種共通のメッセージを引き出す役割があります。つまりフェロモンを感知した動物はその種独特の意味を感じてそれに反応するのです。


聴覚

Q. 聴力は犬よりいいの?

A. 高音領域を聞き取る力は犬を超える

 猫の獲物は小動物です。特にげっ歯類は屋根裏や路地などを走り回っているため、それらのかすかな音を聞き取る能力を猫は備えています。また、げっ歯類が出す高音領域を聞き取る能力は犬より勝り、人で2万ヘルツ、犬で4万ヘルツであるのに対し、猫は6万ヘルツまで聞き取れるといわれています。
 また、猫の耳が片耳ずつ別々に動くことはよく知られていますが、これは小動物や昆虫の動きに反応してその居場所を突き止める時に発揮される動きで、両耳に入ってくる音の時間的な差や強さの差を使って、かなり正確に音源を見つける事ができます。猫じゃらしで遊ぶ時には、視覚的刺激だけでなくこのような音の刺激、隠れた音源効果も使って猫の興味を引く事がコツですcatshine


味覚

Q. 猫の味覚の特徴は?

A. 甘味を感じる遺伝子が備わっていない

 猫の舌にも味蕾はありますが、苦味や酸味、甘味、塩味の中では、甘味を感じる遺伝子が備わっていない事がわかってきました。猫が犬に比べて甘味に興味を示さない事、拾い食いや盗み食いが犬より少ない理由の答えが遺伝的に証明されたのは、ほんの数年前です。その解釈として肉食である猫には甘味を感知する必要がなかったので、その機能がなくなったのだろうという説が有力です。トラ、チーターなど他のネコ科の動物も同様にこの遺伝子がない事がこの説を裏付けているようです。
 肉食であるという事は、拾い食いではなく狩猟をして獲物を得ていたという事です。このため猫は『体温程度に温かい(37度〜38度)』食べ物を好みます。特に猫の体調が悪い時などは、食べ物を体温程度まで温めてから与えると食べる事もあるかもしれません。


知ってるようで知らない猫ちゃんの事、どうでしたかsign02けっこう面白いですよねnote私は書いてて面白かったですhappy02まだまだ目からウロコの猫知識続きますので、お楽しみにぃ〜notes
もちろん、猫ちゃんのが終われば、ワンちゃんの、目からウロコの犬知識を書いていきますsign03

まだまだ梅雨ですが、気分を上げてワンちゃん猫ちゃんとの楽しい毎日を過ごして下さいねdogheartheartcat

     山崎さやか

 
 

投稿者 さとう動物病院